法人の真のオーナーの情報を保護する必要がある場合、弊社ではノミニーダイレクター(名目上の役員)を法人の役員として利用することをお勧めしています。真のオーナーとしてのあなたの権限は、Power of Attorney(以下参照)を発行する事により完全に保護されます。つまり、あなたは自分の名前を公表すること無く法人を設立することが出来るのです。ノミニーダイレクターは合法な制度であり、あなたの個人情報がどこかに記録されたり第三者に共有される事を防ぐためのものです。このため、あなたの個人情報は非常に安全に保たれますし、真のオーナーの名前を登録すること無くビジネスを始めることができるのです。
法人設立目的のノミニーサービスを認めている国・地域は以下の通りです。
なお、セキュリティ上の理由から、公開できない情報もございます。詳しい情報につきましてはお問い合わせ下さい。
ノミニーで法人を設立したとしても、真のオーナーであるあなたの権限は完全に保護されます。あなたがノミニーダイレクターを導入するとすぐに、ノミニーはあなたに法人に関する権限を委譲し、全ての権利を失います。このとき権限を委譲するために作成されるのがPower of Attorney(POA)という書類です。この書類は、公証人およびアポスティーユによる認証を受けた法的書類であり、法人の権限は真のオーナーであるあなたが持つことをノミニーダイレクターが承認したことを示すものです。
当然のことながら、ノミニーダイレクターの信頼性は最も重要な問題です。まっとうでない背景を持つ人をノミニーとして採用すれば、深刻な事態に至るかもしれません。弊社で提供しているノミニーサービスは、信頼できるノミニーのみを採用しております。弊社では、ノミニーがこのサービスに関してのみ関わりを持つことを保証します。
また、税制や刑法がオーナー及びノミニーに適用されるのを防ぐため、オーナーと異なる国籍のノミニーを提供致します。ノミニーは自身の活動が制限される恐れのある国には在住しておりません。
ノミニーダイレクターを利用していても、銀行口座開設は可能です。POAにより全権を委譲してありますので、口座を管理する権限はあなたにあり、口座操作をする度にノミニーからの委任状を発行する必要はございません。ただし、POAはノミニーサービスの更新毎に毎年銀行に提出する必要があります。口座取引のためには、POAを発行した上で口座を開設し、あなた自身の適正評価を銀行に提出し無ければなりません。
いくつかの国では、ノミニーを利用した口座開設をすることが出来ません。弊社では法的にノミニーでの口座開設が認められている国でのみ口座開設を承ります。現在、弊社のノミニーサービスを利用して口座開設が出来る銀行は以下の通りです。
ノミニーダイレクターの責任範囲については、以下の通りです。
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